スーツとちょっといい話

2022.08.20

ボタンダウンシャツは公式の場で着るのはNG?!ボタンダウンシャツについて解説!

ボタンダウンシャツとは

ボタンダウンシャツとは、襟先にボタンが付いている仕様のシャツのことをいいます。
基本的には襟先のボタンは留めて着用します。襟先のボタンを留めることにより襟立ちが良くなり、ノーネクタイでも見栄え良く着こなすことができます。カジュアルな場面での着用が基本ですが、ノーネクタイでも見栄えが良いことからクールビズの推進とともに人気が出ています。

ボタンダウンシャツの由来

ボタンダウンシャツの起源は1896年まで遡ります。

馬に乗って行うポロ競技の選手たちが、風で襟がパタパタしないように襟先をボタンで身頃に留めていることからヒントを得て、アメリカのブルックスブラザーズ社が開発しました。

ボタンダウンシャツは公式の場で着るのはNG

ボタンダウンシャツを着るときの注意点を3つお伝えします。

1.襟先のボタンは外さない

ボタンを外してしまうと、だらしない印象を与えます。先ほどお伝えした通り、ボタンダウンシャツができた背景には襟がパタパタと動かないために付けられたボタンなので、基本的には外さずに着用しましょう。

2.公式の場など大事なビジネスシーンでの着用は控える

ボタンダウンシャツは基本的にカジュアルウェアになるので、大切な商談の場などでの着用は避けた方が良いでしょう。

3.ノーネクタイで着るときは第一ボタンを外す

ボタンダウンシャツはボタンで襟を留めている分、襟の形が崩れにくいため、比較的ノーネクタイでも取り入れやすいシャツの一つです。ボタンダウンシャツに限らず言えることですが、ノーネクタイでシャツを着用するときは第一ボタンを外しましょう。反対に第一ボタンも閉めていると暑くるしい印象を与え、2つ以上ボタンを開けるとだらしない印象を与えてしまう可能性があります。

シャツはクリーニング店へ

綿100%は風通しが良い一方で、シワになりやすい素材です。自宅で綺麗にシワを伸ばすのは想像以上に大変なので、プロのクリーニング店に持っていってパリッと仕上げてもらうことをおすすめします。最近はシワになりにくいポリエステル素材のシャツもありますが、デメリットとして綿100%のシャツに比べると風通しが悪くなります。

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